各被考課者への考課結果の開示は、「人事考課レポート」を渡しすことで、データから読み取れるメッセージは少なくない。集団の中で、自分がどんな位置にあるか、良い点はどこか、悪い点はどこか、集団の最高点はどの辺にあるか等です。 ここに開示されている、自分の総合点が給与、賞与にどのように結び付いたか、これを伝えることで、人事考課の開示が完結し、考課の納得性をより高めることになります。
被考課者へ開示例1
○ 冬期賞与支給額の計算式
冬期賞与額 Htj= Zj+((Kj−K)(Sj−S)X/100−Zj)Sh (1)
Kj:基本給+職能給+役職給 Sj:人事考課総合点数
Zj:前年冬期賞与額(昨年4月入社、昨年中途入社社員は\300,000と設定)
| 対 象 集 団 | 定数K | 定数S | 定数X |
定数Sh |
四捨五入桁 |
一般社員 (H10_3_31 26才未満) |
0 |
-70 |
1.312 |
0.3 |
100 円 |
一般社員 (H10_3_31 26才以上) |
-250,000 |
0 |
0.8872 |
0.2 |
100 円 |
| 管 理 職 | -800,000 |
50 |
0.8211 |
0.4 |
1000 円 |
Kj:基本給+職能給+役職給
Sj:人事考課総合点数| 対 象 集 団 | 定数K |
定数S |
定数X |
四捨五入桁 |
一般社員 (H9_3_31 26才未満) |
-1,500,000 |
80 |
0.1974 |
100 円 |
一般社員 (H9_3_31 26才以上) |
-1,500,000 |
90 |
0.3264 |
100 円 |
| 管 理 職 | -2,000,000 |
100 |
0.5064 |
1000 円 |
被考課者へ開示例2


上に示す例文は、賞与考課の結果、その考課反映をどのようにしたか、被考課者に伝えるものです。被考課者は、「人事考課レポート」の総合点を式に代入することで、自分の賞与額を算出することが可能です。この例では、式(1)は、過去の考課も勘案された数値であり、(2)の式による、決算賞与は、過去の数値を問わない、今期のみの考課による反映をしております。
定数Kは、年功を効かせる場合は大きく、効かせない場合は小さく設定。定数Sも、考課点数総合点を効かせる場合は大きく、効かせない場合は小さく設定します。定数Xは、支給最高額の設定、あるいは総原資額の設定により、コンピュータが算出する定数で、支給額を多くすると大きくなります。
ここでの、年功の数値とは、給与体系の中の本人給、基本給、年齢勤続給などの金額数値です。適当なる金額数値が存在しない場合は、別途、職位別に賃金ラインを設定、その数値を用いることも可能です。
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