独自の考課反映計算方式
年功的反映と能力的反映を任意に調整可能
計算式1: 反映額=F(考課総合点・年功指数)
計算式2: 反映額=F(考課総合点・年功指数・過去考課反映額)
「人事評価の点数から、給与、賞与、年俸、時給、ポイントの決定プロセス御案内」
ここで、反映額とは、能力給、成果給といった、給与の一項目の数値、あるいは、業績賞与、成果賞与など、考課によって変わる賞与額を表しています。式1は、過去の評価に関係なく、その期のみで答を求めますが、年功的にするか、能力的にするか、その割合を調整することができます。式2は、過去どう位置付けられてきたか、その結果を表現している金額も変数とし、過去の考課も含めて、反映額を決めます。この三つの変数の影響度を調整することで、能力・成果主義への変革のスピードを調整することが可能です。即ち、これが、ソフトランディング機能となります。
被考課者各々の、賞与、年俸、職能給などの反映額を求める手順としては、集団のトップの最高額を設定して計算する方法、集団への支給総額、総原資を設定して計算する方法、点数、年功指数の高い人と、それらが低い人の、任意の2名の反映額を設定して計算する方法、年功を無しに計算する方法など、職場の事情に合わせた選択が可能です。
◎○◎ 部門間調整 ◎○◎
このシステムでは、部門間調整は、この反映計算において行います。被考課者各自の考課総合点数は、集団内で甘辛調整して計算された数字をそのまま活かし、レポートで被考課者に伝え、部門間調整に影響されません。部門間調整は、この考課点数を使って計算される反映額を、異部門間で妥当な値となるよう設定の上、上記の計算方法のいずれかで算出します。集団トップの最高額、総原資などの設定で計算を行うと、コンピュータが、集団毎の定数を算出します。結果として、この定数に部門間調整の内容が盛り込まれることになります。
前項の反映計算の過程で、部門間調整は可能であり、フィードバックにも完全な情報が盛り込まれるため、被考課者の納得も十分得られます。しかし、点数の段階での調整もデータとして欲しいとの声もありました。集団メンバー全員の評価を位置づけるビジュアルな集計分布図て゜、全体が甘いなら下げ、辛いならば上げる。中心化傾向で、点数差が小さい場合は大きくする。そんな処理を図を見ながら操作することができます。
集団毎の金額設定は、職種別の世間相場、部門業績、全社業績等、考慮すべきファクターは、職場により異なり、コンピュータが判断できるものではなく、経営側の多角的判断に委ねられます。人事部門は、それらを予測の上、反映案をこのシステムで創出します。上の図は、その算出例ですが、このプリンター出力を役員会等上部機関へ提出し、判断を仰ぎます。このビジュアルな出力は、意思決定機関と執行機関の対話を容易にします。即ち、総原資を増やすのか、減らすのか、反映額の差を大きくするか、小さくするか、年功を効かすか、効かさないか、前期比マイナスメンバーをどの程度許容するか等です。
◎○◎ 全職員ポイント計算 ◎○◎
この反映計算機能を使って、全職員を一貫した尺度のポイントで位置付け、ポイント単価の設定で、賞与、職能給の一括計算、総原資調整を行うことも可能です。上の計算式において、反映計算の計算結果である反映額をポイントとして計算する方法です。この方法の利点は、組織全体の総原資数値を直接睨みながら答を探すことが可能なことです。職種、職階、部門毎の考課結果、甘辛調整計算された数値から、この反映計算により、部門間調整を行って、組織全体の職員のポイントを決定します。
◎○◎ 賃金制度・賃金体系 ◎○◎
反映計算は、考課総合点数と給与マスタからの読み出した、年功的給与科目、あるいは、別に設定したデータにより行います。点数と年功指数、どちらを効かせるか、それによって、能力、業績反映か、年功反映か、そのバランスを、グラフで確認しながら行うことができます。結果のマスタへの書き込みも簡単な操作です。マスタから、前期額を読み出し、その値も計算に含めることで、ソフトランディング計算も可能です。